糸島のナカトリモチ

神と人を結ぶ神主さんを中執持といいます。 糸島を舞台に神社の奉仕、地元を案内するガイド・添乗員、予備自衛官・防災士などの様々な活動をしながら日々の事を綴るブログです。救命講習、 パソコンや進路指導、観光、郷土史や神話の各種講師業も行なっております。

糸島神在天神社

稽古照今

稽古照今(ケイコショウコン)

「古(いにしえ)を稽(かんがえ)今に照らす」

昔の事柄や先人の教えを今の時代に照らし合わせて、その教訓を活かすという意味です。

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今年はアジア・太平洋戦争終結から73年目の節目となりました。今日は終戦の日です。昭和天皇が広く国民に矛を収めよと詔を発せられた日です。

難しく、長い文章ですが終戦詔書に戦後日本が歩むべき方向性が示されています。また、同日付の内閣告諭も国民が果たすべき道筋が示されています。

(本ブログ後段に全文掲載)

我が国は危ういバランスの上に本日まで安寧を保ち、今日を迎えております。霊山立山へ登拝される方々も等しく平和を享受し、終戦記念日など忘れてしまっているかのように只々山の優美な景色を楽しまれています。

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然しながら、国際情勢は楽観を許さず、国内における課題は山積し、まさに内憂外患の国情です。不当に占拠されたままの領土もあります。国際法を無視した不当なる圧力もあります。国内にあって、海外ならばとっくに捕まっているような日本を貶める活動を続けている個人団体もあります。

それらから目を背けて、ただ目の前の家族との幸せ、あるいは目の前の快楽に身を委ねていてはこの平安は続かないと思っています。総ての国民がそうあれとは言いません。むしろ多くの方々には日々の幸せを享受して頂きたいです。

私の使命は今を預かり次世代へと繋げていくことであると、終戦の日を迎えるにあたり決意を新たにしました。願わくば、志を同じくする仲間に恵まれんことを。

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終戦詔書

朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収集セムト欲シ玆ニ忠良ナル爾臣民ニ吿ク

朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通吿セシメタリ

抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歲ヲ閱シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尙交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ

朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス

朕ハ玆ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ体セヨ

 

内閣告諭

本日畏クモ大詔ヲ拝ス帝国ハ大東亜戦争ニ従フコト実ニ四年ニ近ク而モ遂ニ 聖慮ヲ以テ非常ノ措置ニ依リ其ノ局ヲ結ブノ他途ナキニ至ル臣子トシテ恐懼謂フベキ所ヲ知ラザルナリ

顧ルニ開戦以降遠ク骨ヲ異域ニ暴セルノ将兵其ノ数ヲ知ラズ本土ノ被害無辜ノ犠牲亦玆ニ極マル思フテ此ニ至レバ痛憤限リナシ然ルニ戦争ノ目的ヲ実現スルニ由ナク戦勢亦必ズシモ利アラズ遂ニ科学史上未曾有ノ破壊力ヲ有スル新爆弾ノ用ヒラルルニ至リテ戦争ノ仕法ヲ一変セシメ次イデ「ソ」連邦ハ去ル九日帝国ニ宣戦ヲ布告シ帝国ハ正ニ未曾有ノ難関ニ逢著シタリ 聖德ノ宏大無邊ナル世界ノ和平ト臣民ノ康寧トヲ冀ハセ給ヒ玆ニ畏クモ大詔ヲ渙発セラル 聖断旣ニ下ル赤子ノ率由スベキ方途ハ自ラ明カナリ

固ヨリ帝国ノ前途ハ之ニ依リ一層ノ困難ヲ加ヘ更ニ国民ノ忍苦ヲ求ムルニ至ルベシ然レドモ帝国ハ此ノ忍苦ノ結実ニ依リテ国家ノ運命ヲ将来ニ開拓セザルベカラズ本大臣ハ玆ニ萬斛ノ淚ヲ呑ミ敢テ此ノ難キヲ同胞ニ求メムト欲ス

今ヤ国民ノ齊シク嚮フベキ所ハ国体ノ護持ニアリ而シテ苟モ旣往ニ拘泥シテ同胞相猜シ内争以テ他ノ乗ズル所トナリ或ハ情ニ激シテ軽挙妄動シ信義ヲ世界ニ失フガ如キコトアルベカラズ又特ニ戦死者戦災者ノ遺族及傷痍軍人ノ援護ニ付テハ国民悉ク力ヲ效スベシ

政府ハ国民ト共ニ承詔必謹刻苦奮励常ニ大御心ニ帰一シ奉リ必ズ国威ヲ恢弘シ父祖ノ遺託ニ応ヘムコトヲ期ス

尙此ノ際特ニ一言スベキハ此ノ難局ニ處スベキ官吏ノ任務ナリ畏クモ至尊ハ爾臣民ノ衷情ハ朕善ク之ヲ知ルト宣ハセ給フ官吏ハ宜シク 陛下ノ有司トシテ此ノ御仁慈ノ 聖旨ヲ奉行シ以テ堅確ナル復興精神喚起ノ先達トナラムコトヲ期スベシ

霊山立山で修行

標高は3003メートル、まさに一万尺。

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日本三霊山立山頂上に鎮座する雄山神社で神主として奉仕しております。毎年夏の時期だけ、修行の場として山に籠る生活が常となりました。

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大宝元年(701)に開山された雄山神社は、アメノタジカラオの神とイザナギの神を祀り、麓の芦峅と岩峅の雄山神社と頂上峰本社の三社一体の神社です。

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立山という山はなく、通常は主峰の雄山と最高峰の大汝山と富士の折立の三山をいい、また立山三山行った場合に更に別山浄土山を含みます。タテ山が古はタチ山と呼ばれていたことからも、その奥にある剱岳が信仰上重要視されていたことは間違いありませんが、立山剱岳は区別されています。

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御来光を求めて沢山の方々が頂上を目指して毎日お参りに来られます。雲間に隠れる日も雨の日もありますから、必ず拝めるわけではない日の出の太陽が、より尊く感じます。当たり前が当たり前でなく、ありがたいと感じる朝日です。

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立山アルペンルートの整備により、地鉄からケーブルカーと登山バスを経由して標高2400メートルの室堂まで行くことができ、そこから個人差はありますが2時間ほどで山の頂に至りますので、小学生でも登ってくることができます。

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昔は立山に登ることが成人の証であり、現在でも富山県下の小学生はこの時期に登拝する習慣が残っています。

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頂上では神主が登山の安全と身体健全のご祈願を行っており、信仰の山を守っています。私は今回で5度目の奉仕となりました。山に入る度に、さまざまな学びを得、新しきご縁を頂きます。

 

神社にはいつも神様がお祀りされていますが、神主が奉仕するのは夏の間3ヶ月のみとなっており、この期間に2万人以上の方々が頂上参拝されます。一生に一度の場合もありますし、何十年ぶりかに登ってくる方も、また毎年いらっしゃる方もいて、其々ですが下界とは全く違った世界に感動してお帰りになります。

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今年は晴天が続き、日本三霊山の富士山・白山はもとより遠き近きの霊峰山々が良く見渡せています。

私は秋までご奉仕の予定です。皆様のお越しをお待ちしております。

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初夏の糸島

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福岡市中心部から1時間程でいける、白糸の滝。そうめん流しで賑わう夏の盛りの少し前、アジサイもまだ満開になっていない時期でしたが、梅雨の合間の晴れ日は水量も増した雄壮な滝を堪能できました。

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週末や夏休み中は激混みが予想され、2時間待ちになることもあります。10時までには到着できれば良いですが、リラックスするはずがストレスマックスにならないようにしたいですね。

そんな時は思い切って紅葉が有名な雷山観音の新緑を観に行くのも良いと思います。夏はちょっとした穴場スポットです。

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白糸の滝を下ると白糸酒造があり、ここの日本酒は全国的にメジャーになってます。今では難しい昔ながらの製法で作られています。お土産にも喜ばれます。原酒で作った梅酒がオススメです。

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僧伽小野一秀庵は、糸島の中で最も高級な食事処ではないかなと思います。ふらっと行くお店ではないです。特別な日の特別な食事を楽しむ場所といえます。

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今回は伊都志摩観光大使としておもてなしの日ですから、ご馳走はお預けです。喜ぶお客様に私も嬉しくなります。

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特別に賄い海鮮丼を作っていただきました。極上のお裾分け、最高です。いつか家族でコース料理食べたいです。

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北伊醤油にも蔵見学と利き醤油させていただきました。こだわりぬいた丸大豆醤油、料理好きには是非オススメです。
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旅のナカトリモチ

ありがとう
いっていわれて
すがすがし

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ナカトリモチというのは、神様と人とを結ぶ神主さんのこと。自分の仕事はそこと、そこから転じた様々なヒト・モノ・コトを結び繋ぐお手伝いをしています。有償の時もあるし、無償の時もあります。

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最近、観光に関わる仕事によく携わってます。自分で企画もしてましたが、企画を任されて某新聞社に勤めています。その他何社かに所属して旅に随行して添乗することもあります。
元々国内の観光地は大体網羅しているつもりでいましたが、お客様を案内するということで日々バージョンアップし続けています。

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楽しい旅をお届けするために、お客様の大満足を得さしむる為に水面下で奔走するわけですが、裏目にでることもしばしばです。
良かれと思って動いても、本社や業者やドライバー・ガイドが喜ぶとは限りません。お客様が喜ばないことなんて無いって自信はありますが(笑)
そうした時は、忘れやすい私ですがやっぱり凹みます。呑気にしていたツケとかがセットでくると余計にきます。

でも、お客様の特別な時間を大切な思い出にできたと実感できた時、あたたかい言葉をかけてもらえた時にはそんなネガティブな気持ちが吹き飛んでしまいます。心からの感謝をお互いのできるって素晴らしいです。

お店に来てくれてありがとうといってくれた店主、あなたと旅がしたかったと言ってくれた隣のバスのガイドさん、空港でわざわざ柵越しに改めてありがとうと言ってくれたお客様、機内でちょっとした人助けに本人からもCAからもありがとうと言われ、今回の旅はありがとうと言った数よりもありがとうを貰えた気がします。

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防災士が地域に果たす役割

防災士として、前原校子連の救命講習で指導に当たりました。

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皆さん熱心に講習を受けられてましたし、慣れている方も多かったので、幼児安全法などやりたかったなと思うのでありまして、そうした要望を出して頂けるとニーズにも合致するのではと僭越ながら担当の方にお伝えしましたら喜んでもらえました。

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消防団防災士、応急手当普及員、予備自衛官として活動しているとそれぞれ個別に問題に取り組んでいるので、横断的に事がなせればなと思うのですがまだまだ自身の力不足で成し得ず悩ましいです。

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甘ったれたことですが、自分のやりたい事、出来得る事、果たせる事を議員になっていればもっと大掛かりに出来たはずだと思ってしまい、生活を維持するために地元にいる時間が少なくなってしまっているのを悔しく思います。

防災に強いなどと標榜していた候補者は無事当選してから何をしたというのか。出来ないなら掲げるなと折々に憤ります。しかし何より、一市民で何も果たせていない自分が情けないです。

八雲神社 春祭

恒例の臨時奉仕

氏神様で祭典奉仕を務めて6年目を迎えました。当時引き入れてくださった総代さん方は今も付き合いがあり、獅子舞保存会や老人会でお会いします。

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一年の大きなお祭りの中でも春祭は一番穏やかです。平日の午前中に総代と来賓、そして何名かの参列者のみとなっております。

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五穀豊穣を願い、田植えを前に祈りを捧げます。

次は賑やかな夏祭り、そして秋祭り、お正月のお祭りとなります。

 

国防ヲ任ゼラレ

現代の防人、サキモリの山本ひでとうです。今回も福岡駐屯地で予備自衛官の訓練です。

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西部方面混成団の第19普通科連隊の重迫撃砲中隊が今回訓練指導にあたっています。

特殊武器防護と通信、それから体力検定でした。今年度は防衛出動を想定したより実戦に対応できる予備自衛官の訓練となっており、我が国を侵さんとする他国の脅威が増大していることが伺えます。

私は一般公募予備自衛官であり、現役経験がないので即応予備自衛官に志願出来ないのが残念です。

 

救命講習

糸島応急手当普及の会のメンバーとして糸島市社会福祉施設ふれあいで実施した救命講習で講師をしました。今回は指導に当たる普及員も10名以上だったので、90分を無駄なく使うことができました。

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受講者は福祉施設従事者が多く、救命講習受講歴のある方ばかりでしたが、真剣に取り組んで頂きました。

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講師 山本英任

応急手当普及員

赤十字救急法救急員

  幼児安全法支援員

  健康生活支援講習支援員

水難学会指導員

防災士

陸上自衛隊予備自衛官

糸島市消防団

 

国防を担う山本ひでとう

実は、私は国家公務員です。

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非常勤の特別職国家公務員として、防衛省より任用を受けた陸上自衛隊予備自衛官です。現役経験はありませんが、新隊員と同じ訓練を受けて予備自として有事の際は常備自衛官と共に国民の生命と身体、そして国土を守ります。

今日は防衛出動下に於ける特別警戒を想定した訓練でした。詳細は◯◯につき◯◯のことは◯◯です。守秘義務があるので、細かな事はお伝えできないのが残念ですが、国家国民を守る為に訓練に精励しました。
寒波の影響で福岡駐屯地も北国のような訓練風景となり、横殴りの雪に銃を持つ手もかじかんでいきました。雪に背を向けると、背に雪が積もり、正面を向いている仲間は眉が白くなっていきます。

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教育勅語の一節には「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉シ」とあります。国民一人ひとりが其々の立場で大切な人を守るわけですが、私は有事の際、現役の自衛官と共に皆さんを守る任を負っています。

郷土を守る防災士消防団員として、国を守る自衛官として、生命を守る赤十字救急法救急員・応急手当普及員として、そして安寧を祈り守りを願う神主として、これからも山本ひでとうは頑張ります。