国宝の鏡に案内する
出雲・大阪のお客様を伊都へご案内しました。郷土史に造詣が深いお客様でしたので、伊都国歴史博物館・平原王墓・龍国寺といき、糸島の古代に想いを馳せて頂きました。
平原王墓祭りが10月15日に実施されるということで、王墓の近くでは沢山のコスモスが咲いていました。より多くの人が女王の墓に参るために10年以上続けているそうで、たまたま原田大六先生のお弟子さんの井手さんにもお会い出来ました。肌寒くなってきたこの時期ながら、訪れる人々に郷土の誇りたる歴史の語り部をされていました。
龍国寺では、原田大六先生の遺品を預かっておられこの程漸く市の予算がついて膨大な遺稿の整理に着手し始めたそうです。
直径46.5cmの大鏡、昔の測り方では八咫。内行花文鏡は伊勢神宮の御神体と酷似していると記録からわかっています。
原田大六先生は平原王墓を天照大神の墓と、センセーショナルな表現をされました。そんなバカなと思いながらその説を知ると、その言わんとするところに納得します。