2015-09-26 五箇条の御誓文 日本が欧米列強による弱肉強食の世界に身を投じる事となった明治は、富国強兵によって身を守る事から始めねばいけませんでした。とりわけアヘン戦争の敗北によって一挙に植民地化が進む大国清の姿を目の当たりにした当時の危機感はいかほどであったかと思います。明治天皇は五箇条の御誓文をお定めになり、我が国の進むべき指針をお示しになりました。最初の条、「万機公論に決すべし」は神代から続く和の精神を継承したものであり、古今普遍の教条です。